【スタッフミニブログ】
今日がトドラークラス初日のAくん。
教室に入ってママがいない事がわかり大泣きするAくん。
トドラーエイジの子供にとってもお母様にとっても、初めての母子分離は本当につらいことです。

「ママ～！ママ～！」と泣き続け、
長い冬休みが終わり、
年が明けて初めての登園で少し緊張している様子のお友達もいて、いつもより静かな教室に、Aくんの泣き声が響き渡りました。
それにつられて普段泣かないのに、
泣いてしまう子供もいました。

私はみんなに、
「Aくんは今日が初めてのブルースカイなの。みんなも初めての時はママに会いたくていっぱい泣いたよね。だからAくんの気持ちわかるよね。ママに会えないのは、寂しいよね、悲しいよね。」と言いました。
すると、みんなうんうんと頷き、
「僕も泣いたよ。」と言う子もいました。
「みんなでAくんを応援してあげよう！」と言うと、
さっきまで泣きそうな顔で私のところに抱っこしてと言いにきたBくんが、
突然スイッチが入ったように歌を歌い始めたのです。
よく聞いてみると、
「♪がんばれ～がんばれ～がんばれ～Ａくん♪」と、
自分でAくんを応援する歌を作って歌い始めたのです。
そして、「僕はもう泣かないよ！」と。
Bくんが暫くAくんを応援する歌を歌い続けていたら、なんと大泣きしていたAくんが泣き止んだのです。
抱っこもできない位大泣きしていたAくん。
初日なら１日中泣くのは普通です。
そんなAくんが、その後すんなりサークルタイムにはいり、ママのお迎えの時までずっと泣く事もなく元気に頑張って過ごすことができました。
Bくんの歌がAくんを泣き止ませた事に、功を奏したのかは正直わかりません。
でも、明らかに教室の空気は明るいものに変わり、一気にみんなが安心したように、
私にははっきり感じられました。
子供は大人より敏感に感じ取っています。
子供達ひとり一人が、優しくAくんを受け止めて応援する気持ちが私には伝わってきました。
子供って本当にすごいです。
みんな本当に優しいです。
休み明けで、改めて子供達それぞれの小さな成長を感じる事もできました。
ちゃんとこの年齢で共感して、
泣いているお友達に思いやりの気持ちをもって接することができるって素晴らしい！

私はとても嬉しい気持ちでいっぱいになり、今日もみんなから沢山元気をもらいました。
みんな今日もありがとう。

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